可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
大勢の騎士がなだれ込んでくる。先程見たばかりの軍服から、王城の騎士たちなのは分かった。
(ちょっ、続々と王城の騎士が来たんですけど!?)
それを引き連れているのは、初めて見る貴族たちだ。豪華で丈の長い衣装を着ている中年男性たちは、それを持ち上げてまで走っている。
そこにアイリスは、覚えがあるリッジソロミュー公爵の姿を見つけた。
「リッジソロミュー公爵様? あ、あの、いったいこれは何事――」
「ご相談は拝見しました! お願いです出て行かないでくださいっ!」
走ってきた彼が、アイリスが座るソファの前で両膝をついた。
「は?」
アイリスは唖然とした。
「大公のことを考えるなら『なかったことに』なんて、絶対にできませんから! 恐ろしいっ!」
「ちょっと待って。リッジソロミュー公爵様、恐ろしいと言いました?」
「彼の言う通りです!」
騎士たちは護衛なのだろうか。とにかく偉い人だと分かる服装の男たちが、床に正座して両手をついしたリッジソロミュー公爵に続けと言わんばかりに、次々に懇願してくる。
(ちょっ、続々と王城の騎士が来たんですけど!?)
それを引き連れているのは、初めて見る貴族たちだ。豪華で丈の長い衣装を着ている中年男性たちは、それを持ち上げてまで走っている。
そこにアイリスは、覚えがあるリッジソロミュー公爵の姿を見つけた。
「リッジソロミュー公爵様? あ、あの、いったいこれは何事――」
「ご相談は拝見しました! お願いです出て行かないでくださいっ!」
走ってきた彼が、アイリスが座るソファの前で両膝をついた。
「は?」
アイリスは唖然とした。
「大公のことを考えるなら『なかったことに』なんて、絶対にできませんから! 恐ろしいっ!」
「ちょっと待って。リッジソロミュー公爵様、恐ろしいと言いました?」
「彼の言う通りです!」
騎士たちは護衛なのだろうか。とにかく偉い人だと分かる服装の男たちが、床に正座して両手をついしたリッジソロミュー公爵に続けと言わんばかりに、次々に懇願してくる。