可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
(私がすべきことは、アリムに寂しい思いをさせないことが前提。それから大公様が安心して出かけられるような環境作りもしていこう)
そのためにはアリムの味方を作っていく。
何より、彼にとって心地いい〝家〟にしたいとアイリスは思った。
◇∞◇∞◇
時間があったので、ブロンズに騎士団側の執務室も案内された。ここでも〝雑務〟を行うことになる。
とはいえアイリスは自分の噂のことがあったから、大変緊張した。
「……旦那様がいないのに、入っても大丈夫なのですか?」
「わたくしがいますので問題ありませんよ。こちらの補佐もしておりまので」
彼は置き位置や保管場所といった室内の説明もしてくれたが、不安だ。
何せ、アイリスは『悪女』だ。
騎士団員たちになんと噂されているのか。免罪を吹っ掛けられないか気になる。
(時間があればドレスも変えたいわ)
持ち前のドレスは、悪女好みそうなものばかりで朝着る際に嫌になったものだ。しかし自分の趣味ではないとメイドに言えるほどの仲ではない。
そのためにはアリムの味方を作っていく。
何より、彼にとって心地いい〝家〟にしたいとアイリスは思った。
◇∞◇∞◇
時間があったので、ブロンズに騎士団側の執務室も案内された。ここでも〝雑務〟を行うことになる。
とはいえアイリスは自分の噂のことがあったから、大変緊張した。
「……旦那様がいないのに、入っても大丈夫なのですか?」
「わたくしがいますので問題ありませんよ。こちらの補佐もしておりまので」
彼は置き位置や保管場所といった室内の説明もしてくれたが、不安だ。
何せ、アイリスは『悪女』だ。
騎士団員たちになんと噂されているのか。免罪を吹っ掛けられないか気になる。
(時間があればドレスも変えたいわ)
持ち前のドレスは、悪女好みそうなものばかりで朝着る際に嫌になったものだ。しかし自分の趣味ではないとメイドに言えるほどの仲ではない。