可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
「これから周囲の庭園をぐるりと案内してあげる。あっ、温室もあるから、まずはそこまで歩こう!」
アリムは自ら積極的に手を握ってくれる。
なんて可愛いのだろう。嬉しさで、アイリスも口元が緩んだ。
仕事があるブロンズとはそこで別れた。交流にもなるし、何かあった時のことを考えると心強いのでアリムのメイドを同行させる。
サロンから出られる西の庭園の出入り口へ行くと、護衛に騎士が二人ついた。
(アリムは大丈夫かしら)
使用人もそばに置かなかったことをアイリスは心配した。
だが、意外にもアリムは騎士たちに反応しない。
「どうしたの? ほら、行こう」
彼はアイリス視線を不思議がると、遊び相手を見つけて嬉しそうな表情で庭園へと踏み出した。
西側の庭園は薔薇一色だった。
(リビングからも見えたわ)
そんなことを思い出しながら歩いて間もなく、主人たちの専用の場に差し掛かったのか、アーチでメイドたちは足を止め、頭を下げて見送る。
アリムは自ら積極的に手を握ってくれる。
なんて可愛いのだろう。嬉しさで、アイリスも口元が緩んだ。
仕事があるブロンズとはそこで別れた。交流にもなるし、何かあった時のことを考えると心強いのでアリムのメイドを同行させる。
サロンから出られる西の庭園の出入り口へ行くと、護衛に騎士が二人ついた。
(アリムは大丈夫かしら)
使用人もそばに置かなかったことをアイリスは心配した。
だが、意外にもアリムは騎士たちに反応しない。
「どうしたの? ほら、行こう」
彼はアイリス視線を不思議がると、遊び相手を見つけて嬉しそうな表情で庭園へと踏み出した。
西側の庭園は薔薇一色だった。
(リビングからも見えたわ)
そんなことを思い出しながら歩いて間もなく、主人たちの専用の場に差し掛かったのか、アーチでメイドたちは足を止め、頭を下げて見送る。