可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
少しだけ彼らの様子が引っかかったものの、自分を呼ぶアリムの声にアイリスは顔を向け、彼らとの会話は終わりとなった。
(好奇の目からアリムを守ったのかも)
温室の扉を開けたアリムのもとに向かいながら、推測が浮かぶ。
よほどヴァンレックは彼を大事にしているのだろう。
アリムが騎士たちには慣れているのは、来た時からヴァンレックが自分の持つ騎士団の騎士たちをつけていたことがうかがえた。
入ってみた温室はとても素敵だった。
通路の左右には、ガラス面が見えないほど植物が埋まっている。
ここは極寒になる土地らしいが、前世で見た南国の植物によく似ていた。
そこを進むと、途中休憩のような一つ目の観賞席があった。さらに先へ行くと中央は円形に開けていて、仮眠もできそうな大きな扇形のソファ席が設けられている。
「ほら見て、図鑑と同じ植物があるんだよ!」
リゾートホテルで見かけるような編み込み状の台。その上にガラス面のテーブルに置かれた図鑑を、アリムが両手で持ち上げて見せてきた。
(好奇の目からアリムを守ったのかも)
温室の扉を開けたアリムのもとに向かいながら、推測が浮かぶ。
よほどヴァンレックは彼を大事にしているのだろう。
アリムが騎士たちには慣れているのは、来た時からヴァンレックが自分の持つ騎士団の騎士たちをつけていたことがうかがえた。
入ってみた温室はとても素敵だった。
通路の左右には、ガラス面が見えないほど植物が埋まっている。
ここは極寒になる土地らしいが、前世で見た南国の植物によく似ていた。
そこを進むと、途中休憩のような一つ目の観賞席があった。さらに先へ行くと中央は円形に開けていて、仮眠もできそうな大きな扇形のソファ席が設けられている。
「ほら見て、図鑑と同じ植物があるんだよ!」
リゾートホテルで見かけるような編み込み状の台。その上にガラス面のテーブルに置かれた図鑑を、アリムが両手で持ち上げて見せてきた。