可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
ひとまず問題は起こっていないどころか、自分の仕事も順調であると返事を書いた。アリムが珍しく懐き、彼女とは子育ての契約を交わした、と。
「ん。その返事がそろそろ届く頃か」
ハタと思い出し、重要な手紙だけブロンズが密かにしまってる引き出しを開ける。
想定通り、そこには国王の押印がされた手紙が入っていた。
(この俺が、彼女のことを考えて陛下からの返信の予定をすっかり忘れるとは)
そこに首を捻りつつ、手紙を開けた。
「…………見なければよかった」
国王は文面の上でも大笑いしていた。
いや、書かれている一文が歪んでいることから、かなり笑いながら書いたことも容易に想像される。
『使用人にさえ毒になると思っていたが、子供相手には甘味な飴だったとは』
嬉しい誤算だったことだろう、という文を読み進める。
(そう、意外と子育ては問題なくできるようなんだよな)
分別はある女性のようだ。いや、それ以上に常識的だし、子守りの心得は相当なものだと思う。
「ん。その返事がそろそろ届く頃か」
ハタと思い出し、重要な手紙だけブロンズが密かにしまってる引き出しを開ける。
想定通り、そこには国王の押印がされた手紙が入っていた。
(この俺が、彼女のことを考えて陛下からの返信の予定をすっかり忘れるとは)
そこに首を捻りつつ、手紙を開けた。
「…………見なければよかった」
国王は文面の上でも大笑いしていた。
いや、書かれている一文が歪んでいることから、かなり笑いながら書いたことも容易に想像される。
『使用人にさえ毒になると思っていたが、子供相手には甘味な飴だったとは』
嬉しい誤算だったことだろう、という文を読み進める。
(そう、意外と子育ては問題なくできるようなんだよな)
分別はある女性のようだ。いや、それ以上に常識的だし、子守りの心得は相当なものだと思う。