あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~
左手首に痛みと腫れはあるものの、骨折まではしていないだろうなと思っていた。
もし骨が折れていたら、こんな痛みでは済まないはずだから。
そんな私の予想は当たり、整形外科でレントゲンを撮って診察を受けた結果は、やはり‟捻挫”だった。と言っても、軽傷には分類しがたいくらいの腫れだ。
手のひらの擦り傷は消毒され、手首は靭帯への負担軽減と内出血による腫れを抑えるために、包帯やテーピングで圧迫固定された。
「どうだった?」
私が診察室から出てくると、須南先輩が歩み寄ってきて声をかけてくれた。
「骨折はしていなくて、やっぱり捻挫でした。安静にしていれば大丈夫みたいです」
彼が私の左手に視線を注ぎつつ、つらそうな表情で絶句している。
「なんだか仰々しいですね」
心配をかけてはいけないと思い、手首が曲がらないようにぐるぐると巻かれた白いテーピングを見ながら苦笑いを浮かべたが、彼の表情はちっとも緩まなかった。
「あ、警察署に行かなきゃ……」
「それは大丈夫。連絡して、調書は明日以降にしてほしいと言っておいた」
「重ね重ね、ありがとうございます」
とりあえず座って話そうと、須南先輩が私の背中に手を添えて待合の椅子に誘導した。彼と横並びで腰をかけ、話の続きをし始める。
もし骨が折れていたら、こんな痛みでは済まないはずだから。
そんな私の予想は当たり、整形外科でレントゲンを撮って診察を受けた結果は、やはり‟捻挫”だった。と言っても、軽傷には分類しがたいくらいの腫れだ。
手のひらの擦り傷は消毒され、手首は靭帯への負担軽減と内出血による腫れを抑えるために、包帯やテーピングで圧迫固定された。
「どうだった?」
私が診察室から出てくると、須南先輩が歩み寄ってきて声をかけてくれた。
「骨折はしていなくて、やっぱり捻挫でした。安静にしていれば大丈夫みたいです」
彼が私の左手に視線を注ぎつつ、つらそうな表情で絶句している。
「なんだか仰々しいですね」
心配をかけてはいけないと思い、手首が曲がらないようにぐるぐると巻かれた白いテーピングを見ながら苦笑いを浮かべたが、彼の表情はちっとも緩まなかった。
「あ、警察署に行かなきゃ……」
「それは大丈夫。連絡して、調書は明日以降にしてほしいと言っておいた」
「重ね重ね、ありがとうございます」
とりあえず座って話そうと、須南先輩が私の背中に手を添えて待合の椅子に誘導した。彼と横並びで腰をかけ、話の続きをし始める。