あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~
「あのときに、凛音は三日月が好きなんだって知ったんだ」
「覚えていてくれたんですか」
「もちろん」
うれしさで心が躍り、にっこりとした笑みをたたえる。すると彼も、懐かしそうにしながら微笑んでいた。
「その三日月のモチーフ、すごく素敵なデザインですよね。Richesseっていうブランドで、発売されたのは瀬良さんが大学を卒業したあとくらいだから、最近のものではないんですけど」
「……うん」
「手にもしっかりと馴染んで書きやすいですよ?」
実は先日、我が社の女性雑誌で〝働く女性のための文房具特集〟があり、そのとき掲載された商品のひとつだった。
とてもなめらかにスラスラとペンが走る優れもので、これを使うとストレスフリーで気持ちよく仕事がはかどる。
社会人としてはそういったアイテムをひとつ持っておいて損はないと思う代物だ。
「これ、有名ですよね。もしかして、私が勧めなくてもご存じでしたか?」
「ああ。知ってる。うちの商品だからな」
「……〝うち〟?」
言われた意味がわからなくて、小首をかしげた。
「覚えていてくれたんですか」
「もちろん」
うれしさで心が躍り、にっこりとした笑みをたたえる。すると彼も、懐かしそうにしながら微笑んでいた。
「その三日月のモチーフ、すごく素敵なデザインですよね。Richesseっていうブランドで、発売されたのは瀬良さんが大学を卒業したあとくらいだから、最近のものではないんですけど」
「……うん」
「手にもしっかりと馴染んで書きやすいですよ?」
実は先日、我が社の女性雑誌で〝働く女性のための文房具特集〟があり、そのとき掲載された商品のひとつだった。
とてもなめらかにスラスラとペンが走る優れもので、これを使うとストレスフリーで気持ちよく仕事がはかどる。
社会人としてはそういったアイテムをひとつ持っておいて損はないと思う代物だ。
「これ、有名ですよね。もしかして、私が勧めなくてもご存じでしたか?」
「ああ。知ってる。うちの商品だからな」
「……〝うち〟?」
言われた意味がわからなくて、小首をかしげた。