あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~
それから数日が経っても、私はずっと瀬良さんのことを考えていた。
初恋の人からあんなふうに告白をされ、熱烈なアプローチを受けたのだから、頭から離れなくなって当然だと思う。
「で? どうするの?」
いつものようにふらりと我が家へやってきた董子が夕飯を食べつつ、まだ悩んでいるのかと言わんがばかりの顔をした。
「どうって……」
「本当はもう答えが出てるんじゃないの?」
先ほどキッチンで作った冷静パスタを董子はくるくるとフォークで巻き、私の表情をうかがいながら咀嚼する。
「でも、康史と別れて、そんなに日が経ってないし……」
「そんなの関係ないでしょ。二股じゃないんだから」
たしかに董子の言うとおりだ。互いに恋人がいない者同士、付き合えない理由はなにもない。
だけど、よく考えずに交際を決めて、もしもダメになったら嫌だなと、ネガティブな思考が頭をかすめて臆病になっている。
瀬良さんは初恋の人だから、嫌われたくないし、嫌いになりたくない。そうなってしまえば昔の思い出にも傷がつく気がして、二の足を踏んでいるのだ。
初恋の人からあんなふうに告白をされ、熱烈なアプローチを受けたのだから、頭から離れなくなって当然だと思う。
「で? どうするの?」
いつものようにふらりと我が家へやってきた董子が夕飯を食べつつ、まだ悩んでいるのかと言わんがばかりの顔をした。
「どうって……」
「本当はもう答えが出てるんじゃないの?」
先ほどキッチンで作った冷静パスタを董子はくるくるとフォークで巻き、私の表情をうかがいながら咀嚼する。
「でも、康史と別れて、そんなに日が経ってないし……」
「そんなの関係ないでしょ。二股じゃないんだから」
たしかに董子の言うとおりだ。互いに恋人がいない者同士、付き合えない理由はなにもない。
だけど、よく考えずに交際を決めて、もしもダメになったら嫌だなと、ネガティブな思考が頭をかすめて臆病になっている。
瀬良さんは初恋の人だから、嫌われたくないし、嫌いになりたくない。そうなってしまえば昔の思い出にも傷がつく気がして、二の足を踏んでいるのだ。