あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~
「現金だけを入れてる財布。デスクの上に忘れてきたんだよ。不用心だよな」
彼は支払いをする際、クレジットカードや電子マネーで済ませることが多く、現金はたいして使わないそうだ。
そのため、財布にはカード類しか入っていないと聞いたことがある。でも現金が必要になったときのために、別の財布に入れて持っていたのかもしれない。
「外で落としたわけじゃないから、預かっておいてくれればよかったんだけど……」
「瀬良さんが貴重品を忘れてくるなんて珍しいね」
「急いで会社を出たからな」
いつもきちんとしていて隙のない彼でも、人間だから忘れ物をすることだってある。そんなところも愛しいなと思う私は、完全に彼に溺れている。
「飯塚さん、すごく綺麗な人だったね」
「そう?」
「うん。秘書が美人でいいなぁって言われるでしょ?」
なんとなくだけれど、仕事ができそうな印象を受けた。なおかつ見た目まで美しいとなると、秘書としては完璧だ。
「ん? もしかして妬いてる?」
「え、違うよ」
彼に顔を覗き込まれ、うろたえて目を逸らしたけれど、完全に図星だった。
彼女みたいに綺麗な人が常にそばにいたら、恋愛感情が湧いてしまうのではないかと少なからず心配な気持ちが湧いてくる。
彼は支払いをする際、クレジットカードや電子マネーで済ませることが多く、現金はたいして使わないそうだ。
そのため、財布にはカード類しか入っていないと聞いたことがある。でも現金が必要になったときのために、別の財布に入れて持っていたのかもしれない。
「外で落としたわけじゃないから、預かっておいてくれればよかったんだけど……」
「瀬良さんが貴重品を忘れてくるなんて珍しいね」
「急いで会社を出たからな」
いつもきちんとしていて隙のない彼でも、人間だから忘れ物をすることだってある。そんなところも愛しいなと思う私は、完全に彼に溺れている。
「飯塚さん、すごく綺麗な人だったね」
「そう?」
「うん。秘書が美人でいいなぁって言われるでしょ?」
なんとなくだけれど、仕事ができそうな印象を受けた。なおかつ見た目まで美しいとなると、秘書としては完璧だ。
「ん? もしかして妬いてる?」
「え、違うよ」
彼に顔を覗き込まれ、うろたえて目を逸らしたけれど、完全に図星だった。
彼女みたいに綺麗な人が常にそばにいたら、恋愛感情が湧いてしまうのではないかと少なからず心配な気持ちが湧いてくる。