裏切りの神官と託宣の呪い -龍の託宣7-
プロローグ
謎満ちた小国ブラオエルシュタイン。
山脈が拒みしこの国は、龍の守護により他国の侵攻をも撥ね退け続けてきた。
今ここに剥がれ落ちた鱗が一枚、静かな水面に波紋を落とす。その揺らぎに誘われるまま、目覚めゆくのは神の裁きか、誰がための欲望か。
鳥の籠が壊されるとき、十理の秘文が白日の下に晒される。
ここに映すのは、龍に試されし者たちの名もなき愛の物語――
山脈が拒みしこの国は、龍の守護により他国の侵攻をも撥ね退け続けてきた。
今ここに剥がれ落ちた鱗が一枚、静かな水面に波紋を落とす。その揺らぎに誘われるまま、目覚めゆくのは神の裁きか、誰がための欲望か。
鳥の籠が壊されるとき、十理の秘文が白日の下に晒される。
ここに映すのは、龍に試されし者たちの名もなき愛の物語――


