履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
目が覚めるともう昼前になっていた。
「のんびりしすぎかな(笑)」
「いや、日本で頑張る為の休養だ」
慧介のスマホが鳴った。
「はい、あぁどうだった?うん、うん、わかった、ありがとう、恭汰さん」
万珠はゴロンと慧介の側に寄って行った。
「三浦さん?」
「うん、兵庫出張の報告」
「ねぇ、cuteの立ち上げメンバーって誰なの?」
「俺、安達、あと営業部長の菅野(かんの)」
「女性の人?研修で話していた人だ!」
「そうだ」
「綺麗な人だったなぁ、喋り方も凄く聴きやすくて」
「ナレーションの学校に通わせた」
「そうなんだ、安達さんとはまた違ったタイプの美人さん」
「大学の時はそうでもなかったけど自分磨きをした努力家だ」
「また慧くんの元カノ?」
「菅野は違う(笑)同じゼミの仲間だ、元々ゼミの仲間が設立メンバーなんだ」
「そうなんだ」
「あと開発の黒田(くろだ)と三嶋(みしま)これは2人とも男、この5人だ」
安達さんが開発にかかわってるのはそういう訳なのね
でも、やっぱりそれなら安達さんは開発でもよかったんじゃないのかな…
「三浦さんは違うの?」
「三浦と副社長は起業してからの入社だ」
「あの……前に慧くんのマンションにいた時に夜出ていったでしょ?」
「……あー、俺が予定変更を忘れてたやつか」
「うん、それは設立メンバーが集まる定例会なんでしょ?」
「あれはメンバーはもちろんだけど上層部だけの食事会だな、俺、万珠に話したっけ?」
「ううん、少しだけ三浦さんに聞いたの」
「そうか…万珠にも言えない事があるからな、別に疑っている訳じゃないがやはりまだ立場上は新入社員だし、もし付き合う事になっても全部は話せない」
「OK、あっ英語出ちゃった(笑)」