履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
2人は着替えて歩いてパン屋を探した。
「ねぇ、昼からワイン飲んでる人もいる〜」
「いいな、昼から飲めるって」
パンを買って近くの公園にやってきた。
「気持ちいいね〜」
「今はフランスは1番過ごしやすいそうだ」
「本当に…日本に帰ったら梅雨入りしてるかなぁ」
公園で休んだ後はエッフェル塔に向かい、写真を2人は撮っていく。
万珠が近くを歩いていた人に写真をお願いしてエッフェル塔全体を入れて2人で撮ってもらった。
撮ってくれた人にお礼を言い、少し話している万珠を見た。
嬉しそうにニコニコしながら戻ってきたので「どうした?」と慧介が聞くと
「新婚旅行ですか?ってふふっ」
「おっ、万珠は何て?」
「Noって(笑)」
「まあ、そうだけどさ」
「でしょ?」
「じゃあ新婚旅行はどこに行きたい?」
「うーん、ヨーロッパ一周かな(笑)」
「有給貯めとけよな」
「どうかなぁ(笑)」
「このやろ(笑)」
慧介は少し嬉しそうに笑っている万珠を後ろから抱きしめてエッフェル塔の前でキスをした。
キスの後、万珠は照れながら慧介の胸に頭をつける。
「いつかは…ねっ」
「あぁ…いつか……」
2人は手を繋いでエッフェル塔から離れていく。