履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「同期じゃない人が間違えて入ってきたのかと思ったー」
「それは見た目で判断するからよ、例えば可愛い白鳥さんに嫉妬したり?」
「えっ、そんな事ないよ〜」
「最初一緒にいたわよね?」
「確かにだけど、ウチら家が近くてさ、話も合うし…」
「そうそう、それに3人て微妙でしょ」
「あー、たまにいるよね、3人て面倒説、それに幹事引き受けて、わざわざ白鳥さんが来れないってわかっていてこの日にするってね」
「むっ、10人全員は無理でしょ?それに男子だって一人来てないし」
「私が言いたいのは本人に日を聞かずに進めたことよ、出欠もね」
「えっ、そうなの?」
阿部さんは知らなかったみたいで富岡さんに聞いている。
「それは、2人で…」
「日を決めたのは富岡だよな」
「い、生島くん」
「月末も月初めも忙しいから第2週がいいって、場所は二人で行ってみて決めたけどさ」
「で、でもそれはどの課も同じでしょ?」
「僕のシステム課はいつも忙しいよ、それにウチの会社って15日締め日だよね、経理も忙しいんじゃないの?」
「そうだけど何とかなるっていうか…」
「まあ、そもそも声をかけてないって事がダメだよね、食事に行って次の日からあからさまに万珠を避けてたのはすぐにわかったよ」
岡崎くんもきづいていたんだ。
「どうしてかは知らないけどさ」
岡崎くんはそう言うと自分の席に戻っていった。
「まあ、もう今言っても仕方ないけど、私の容姿が変わっただけで話しかけてくるなんて、外見しか見えてないんじゃないの?私が生島くんと仲良く話したら私も無視かしら」
佐川さんは生島くんの腕に手を回した。
「そ、そんな事ないし…行こう」
富岡さんは阿部さんと席を離れた。