履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
まさかの
今日は慧介と万珠は椿さんと取引先の時期社長といよいよ対面することに…
今の社長と交渉していた為、時期社長がどういう考え方なのかわからないまま待っていると社長と、時期社長が部屋に入ってきた。
立ち上がり握手と軽いハグを交わすと慧介と時期社長は商談を始めた。
慧介は椿さんに通訳をしてもらい話している。
万珠も姿勢を正していると時期社長からの視線を感じた。
ん?
戸惑っていると、
「オー!」と手を叩く時期社長がいた。
話が止まり、スマホを出して万珠に写真を見せる。
「えっ、これ万珠だ」
「オー、万珠さんネ、ヤッパリミタコトアルトオモッタ」
「日本語が話せるんですか?」
慧介が聞くと
「スコシネ」と言っていた。
日本が大好きな時期社長のアランは立ち上がり、万珠の隣に座った。
「ジャパンノトモダチトイッタンダ」
「ありがとうございます」
万珠は頭を下げた。
「今度日本にいらした時には緑川と日本を案内しますね」
「ハイ、ラーメンタベタイデス」
「明日、いい返事をお待ちしています」
慧介は立ち上がり頭を下げ、先方と握手をした。
「それでは失礼します」
「万珠、バーイ」
万珠は軽く手を振った。
3人は建物を出た。
「まさか、万珠を知っているとはな」
「はい、2年以上前ですけどびっくりしました」
「私はこれで、また明日お願いします」
『お疲れ様でした』
椿さんは家に帰っていった。
「万珠、どこかで夕食でも食べるか」
「うん」
レストランを見つけて夕食を食べながらワインをたしなむ。
「少しだけな、乾杯」
チンと高い音がして万珠も口に含んだ。