履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
次の日の朝、万珠もなんとなく熟睡は出来なくて…
「メイク変えてみようかな…」
そうだ、店舗でjolie・ fille(ジョリ・フィーユ)の化粧品を買ってこよう。
店舗を調べて店に入ってみる。
最近香水を推してるだけに入り口にはたくさんの香水と自分で匂いを選べるコーナーもあった。
海外コスメは匂いがキツイと言う人もいるので万珠も匂いを確かめながら選んでいくが…今まで無香料をなるべく使っていた万珠にはやはりうーんといえる品物だった。
でもこちらの人にはあまり違和感はないんだろうな。
だからこそ慧くんは日本のいい物とフランスのいい物をお互いと思っているんだろうけど…
慧くんの部屋をノックするとドアを開けてくれた。
「おはよう、慧くん」と万珠はにっこりと笑った。
「ん、おはよ」
「入ってもいい?」
慧介はドアを広げた。
万珠は中へ入るとパンとコーヒーを見せ、ソファに座った。
「食べよう」
「ありがとう」
「慧くん、寝れた?」
「ウトウトはしてたような気はする」
「あまり自分を責めないでね」
万珠の言葉に慧介は頷いた。
「万珠ねコスメの店舗に行ってみたの」
「化粧品買ったのか?」
「買った」
万珠は買ってきた商品をテーブルの上に並べた。
「これが基本の化粧品ね」
開けて匂いをかいでいく。
「この香料は日本人には嫌う人もいるかも」
「確かに匂いは気になっていたところなんだよな、でもそれを好む日本人もいる、デパコスなんかは結構香料あるからその階は独特だろ?」
「うん、やっぱりそれはブランドに惹かれてる所もあるよね」
「あるな」
万珠はにっこりと笑った。