履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
アランさんは自撮りで万珠と写真を取り、ハートを二人で作った写真も撮った。
「アランさん、是非今度日本に来る時は万珠と地下アイドルを見に行きましょう!」
「イエス!cuteへ行くよ、万珠」
「お待ちしてますね、その為にはしっかりお仕事して仕事でもプライベートでも日本に来てください」
「ソウダネ、フランスは世界的にはブランドが多くて有名だけど、この会社が厳しいのは僕もワカッテル」
アランと話して低迷の会社を自分は継ぐのかと不安だったそうだ。
「緑川は普通の人が手に取りやすいコスメを目指しています、きっとフランス人もそう思う人はいるでしょう、一緒にいいコスメを目指して…」
「日本に行くためにガンバルヨ(笑)」
「はい!」
万珠とアランは軽くハグをして、商談中の部屋へ戻った。
アランは社長と話し握手を交わした。
そして社長同士は握手をして、書面にサインをしていたのだ。
万珠とアランは顔を見合せて笑った。
「アラン、明日記者会見とパーティーの準備を頼む」
「d’accord(ダコール 了解)とアランは返事をしたのだった。
椿さんにお礼を言って明日の約束をしてわかれた。
「…なんとか…終わった…」
慧介は疲れたように声を出した。
「社長、お疲れ様でした!」
「疲れたよ…」
「何か食べますか?」
「そうだな、着替えてレストランにでも行こうか」
「はい!」
ホテルに着くと慧介の部屋の前で万珠は「では後で」と言うと部屋に引っ張りこまれる。
「社長?」
「コートを脱いで、万珠」
「見たい?」
「もちろんだ、アランだけなんてズルいだろ」
「でも慧くんはアイドルの万珠に興味はないでしょ?」
「アイドルには興味はないが万珠には興味はあるぞ?それじゃあいけないのか?」
「…それは…凄く嬉しい…」
万珠はロングコートのボタンを外した。
簡単に作ったアイドルっぽい衣装が現れた。
「アランにミニスカート見せたんだ」
「一緒に写真を撮っただけだよ」
万珠はスカートを押さえた。
「下はショートレギンスがなかったので普通の下着なんだけど、そんな見えるような格好はしてないよ、本当に写真を一緒に撮っただけ」