履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜

万珠は慧介の部屋に行った。

万珠が部屋に入ると抱きしめられた。

「またどこかの男につかまったのかと思ったぞ、万珠」

「すみません…本当に偶然会って、語学留学でドイツに行ってたんですけど、大学を休学して各国をフラフラしていて」

「留学か」

「楓珠が跡を継がなければ万珠にお見合い話が来る予定だったので」

「マジかー」

「はい、パパはcuteの事も調べていて、慧くんが御曹司って事も知ってました」

「万珠は芦屋のお嬢様だもんなー」

「だから、楓珠が自由になりたいのも少しわかるんです、万珠達双子なんで、万珠が2年間自由にした分、楓珠の事も許せると言うか…」

「双子か…俺はいつ万珠の両親に挨拶に行けばいいかな」

「えっ?そこまで考えてなかった、もう頭がごちゃごちゃ〜」

「わかった…ゆっくり帰国してからだな」

「うん、万珠は今キャパオーバーだよ」

「俺の事だけ考えてろって…ちゅっ」

「慧く〜ん」


時間まで、2人でイチャイチャして、ロビーで慧くんのお兄さんと待ち合わせ、記者会見のホテルにタクシーで向かった。

椿さんと合流して、宗介と「お久しぶりです」と握手を交わす。

慧介はjolie fille(ジョリ・フィーユ)の社長に宗介をTu es belle(トゥ・エ・ベル)の時期社長と紹介して、自分の兄と言うことも話した。

実はフランスのデパートに1店舗だけTu es belle(トゥ・エ・ベル)の商品を置いてあるのだ。

社長ももちろん社名は知っていた。


スーツ姿のアランがやってきて万珠のそばに寄る。

「万珠、ベリーキュート」

「ありがとう」

万珠はアランにパーティーに弟を連れて行ってもいいかと聞くと快くOKしてくれた。

とりあえず楓珠に連絡を入れておいた。
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