履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
のんびりと
パーティー会場に向かうと慧介を筆頭に美男美女の集団は会場でも目をひいた。
急に決まったパーティーだったが、老舗だけあってコスメの関係者も大勢集まっており慧介と宗介は挨拶に大忙しだ。
「改めてあの2人はすごいな、万珠」
「そうだね、頭の中は仕事の事なんだろうなって思う…だからこそ万珠が微力ながら支えたいと思う人なんだぁ」
お互い広告モデルをやっている事も楓珠に話した。
「俺ももうちょい身長あればやりたかったかな」
「出来ないことはないでしょ」
「東京に出たらだけどな、親父の会社に入る事は休みもゆっくり出来ないって覚悟がいると思うんだ」
「まあ、そうだね」
「金がなくなったら兵庫に帰るよ(笑)」
「アハッ、そうなるよね、万珠だって春から自分のお給料で生活してるんだもん、昼なんておにぎり1個だよ」
「せめて2個にしろよ(笑)社長が出してくれんじゃねーの」
「うーん、金銭面で一緒にいたい訳じゃないの、社長が万珠といたら寝れるからなんだ〜」
「へー、社長って大変だな」
「この1年間は大変だったみたい」
「万珠ー、ココニイタ」
「アランさん、紹介します、弟の楓珠です」
「よろしくお願いします」
アランさんは時期社長で日本大好きなのと楓珠に説明した。
「日本、特に関西に来ることがあったら是非会いましょう」と楓珠はフランス語で話した。
「オー、タコヤキタベタイ」
「OK、OK(笑)」
アランさんはご機嫌で去っていった。
「今日は万珠の部屋に泊まる?」
「いや、夜の列車に乗ろうかなと思てる、スーツは万珠が日本に持って帰っておいてな」
「わかった」
パーティーが終わりホテルに戻ると楓珠は慧介に挨拶をしてホテルを出たのだった。