履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
食事を終えるとお風呂に2人でバスタブにつかりのんびりと過ごしたのだった。
「ねぇ、お兄さんは?」
「今朝帰ったよ」
「えっ、ご挨拶出来なかった」
「うん、飛行機のチケット取れたから朝帰ったらしい、俺にもLINEで入ってた」
「きっと慧くんの心の支えになっただろうね」
「そうだな、喜んでくれたし、帰ったら会いに行こう」
「うん」
次の日から少し観光をして、お土産も買い、予定通り日本に帰ってきた万珠と慧介。
土曜日に帰ってきて1日慧介の部屋でゆっくり過ごす。
東京は雨、梅雨入りをしていた。
「万珠」
「ん?」
「荷物多いなら2人で住める所を探すか?」
「万珠の荷物はそんなにないんだー」
「ここでいい感じか?」
「うん、ベッドがあれば大丈夫、会社から近くなるだけでも凄く有難いよ、歩いて行ける」
「俺の車で一緒に行ってもいいんだぞ?」
「それはやめておく、十分だよ、慧くん」
「少ししか万珠と過ごしてないけどお互い今何をしようかが自然に出来てると思うんだ」
「あー、何かわかるかも、自然に動けちゃうっていうか…」
そう言っていた万珠はコーヒーをカップに入れてリビングのテーブルに持ってきていた。
「今まで俺、同棲ってしたことないんだよな」
「仕事に夢中だったからじゃない?」
「あー、そうだったな…悪くいえばそこまで彼女に執着はなかったな」
だから慧くんは元カノの安達さんと仕事が出来るんだ…