履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「どうすれば…せっかく付き合えるようになったばかりなのにさ」
「やっぱり恭汰の言う通りにするべきだと俺は思うな」
「白鳥さんとちゃんと話すべきだと母さんは思うわ、まだ結婚に焦る年齢でもないんだし」
「1年くらい式をあげる準備としてゆっくり決めていけばいいんじゃないか、向こうの親が反対するかもしれん、慧介は大体せっかちなんだよ」
「それも確かになんだよな…はぁ」
チビが慧介に寄ってくる。
「チビ…」
慧介は身体を撫でていた。
「婚約指輪でも渡しとけば?」
「母さん」
「待てると思うわよ、きっと白鳥さんもちゃんと話せば慧介の立場もわかってくれるはず、相手の気持ちがわかる子だもの、優しい人だから…慧介はそういう子を選んだのよ、自信を持ちなさい(笑)」
「そうだ、白鳥さんは理解してくれるよ」
「ワシにも会わせてくれ、慧介」
「今度連れてくる、一緒に食事でもしよう」
慧介は実家で昼ごはんを食べて午後から仕事に行った。
20時に慧くんは帰ってきた。
「おかえり〜」
「ただいま」
2人はハグをして、軽くキスをする。
「カレーの匂いだ」
「ピンポーン(笑)」
「先にシャワーするな」
「はい」
食事を終えてソファでまったりとする2人
「慧くん」
「ん?」
「何か昨日から悩んでる?」
「あぁ」
「万珠に話せない事なの?」
「話さないといけないことだがどう話そうか迷ってる」
「えっ、万珠の事が嫌いになった?」
「それはない、俺が好きになって告白したばっかりだし」
「…良かった…」
万珠は手を胸に当ててホッとしている。
「昨日の会議の後のことなんだが…」
慧くんは話してくれた。