履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
これから…

万珠は慧介の側に寄って行った。

「恭汰さんと飲みに行って万珠にプロポーズしたと話したんだ」

万珠は慧介に抱きついた。

「恭汰さんは俺が万珠を気に入ってるのを去年から知っていたから話したけど、反対された」

「そう…」

「黙って付き合う事と万珠を配置換えするか…」

「別れろとかじゃなかったんだね」

「うん、正直な所、俺は万珠を近くに置いていたいが…万珠はこれを聞いてどう思う?」

万珠はしばらく無言になり、考えているようだった。

「万珠は…パリで告白してくれるとは思わなかったのね、後で慧くんが商談が決まれば付き合うつもりだった事を知ったからね、兵庫で言われた時に慧くんの中で決めている何かがあるのはわかってたけどこんなに早くとは正直思ってなかったかな」

「だって、万珠に他の男にいって欲しくなかった、一生後悔するし」

「万珠は付き合っている事を内緒にする方を選びたいかな」

「万珠…」

「バレたらまた考えよう(笑)っていうか副業で会うこともあるかもだしね」

「まあ実際それから接近したしな」

「部署異動は今すると変だと思うし、慧くんを支えたいのは万珠の仕事だと思っている」

慧介は実家に行っていた事も話し、社長の立場と万珠の居心地が悪くならないように恭汰さんが言ってくれたんだよと話した。

「付き合う事が反対じゃないならよかったじゃない?(笑)」

ありがとうとまたキスをくれる。

それからは2人で話し合い、万珠は近くに安い賃貸を借りて、住所変更をする事にして、普段は慧介のマンションで生活をする事に決めたのだった。

地下アイドル時代も住んでる所がバレないようにとSNSでも気をつけていたなぁと少し懐かしさをおぼえた。

「万珠、彼氏はいるって絶対答えるんだぞ」

「慧くんもね」

「もちろん…」

慧介はソファで万珠を押し倒した。
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