履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
怜央さんが2番の部屋を開けると1人の女性が立っていた。
「こんばんは〜」
「こんばんは」
「モデルの真綾(まあや)です」
「白鳥万珠です、会社員兼モデルもやってます」
「同じくNUAGE(ニュアージュ)の事務もやってます(笑)よろしく!」
「真綾と同じ年かもな」
「本当?」
「社会人1年目です」
「同じだ(笑)仲良くしましょう」
「わぁ、嬉しい、お願いします」
2人は握手をした。
「万珠さん、座ってください」
「あっ、はい」
「少し髪を整えますね」
「はい」
10cmほどカットして毛先を整える。
「髪型は自分でされるんですか?」
「多分…あの動画を見ながら自分でメイクをするコンセプトなんですけど、動画もらったので見てもらえますか?」
万珠はスマホを出して安達さんがメイクをする動画を見せた。
「美人さんね」
真綾が怜央に言っていた。
「撮影の時にヘアのシーンも撮ります?」
「わからないです、一応動画に残しておいて編集するのかなと万珠は思うんですけど」
「好きな髪型は?」
「特には…」
「アイロンは使えます?」
「はい」
「じゃあ簡単なアレンジをしますね、真綾、動画撮って」
「はい」
「ハーフアップの高さを少し下でVみたいにします……」
「はい、はい…」
あっという間にハーフアップに毛先もクルンと巻きあがった。
「先にヘアをしてからメイクをするのがおすすめです」
「そうなんですね」
「ヘアが違うとメイクの感じも変わりますからね」
「はい」
「次は真綾と交代してもらって」
真綾も少し万珠よりは髪が短いが同じ髪型にしてもらい、cuteのコスメを安達さんの順番で怜央さんがメイクをしていくのを万珠が動画で撮っていく。
「こんな感じですかね」
「真綾さん、可愛い」
「多分慧介さんはもう少し濃いめの方がお好きだと思いますが今回はcuteの商品だけ使うということで明るめになりますね、動画の方は少し年齢が上ですよね」
「はい」
「仕事柄濃いメイクをするので色々使いたくなりますが初デートというコンセプトで若さを出してこのくらいかと」
「ありがとうございました」