履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜

「慧介はもう大丈夫でしょ、白鳥さんがついてるし…あの人仕事が忙しくなると眠りの質が悪くなるの」

「それは、三浦さんから聞いてました」

「そう…白鳥さんが入社してから凄く元気だし顔色もよくなった、私は慧介を仕事上は支える事は出来てもプライベートは癒す事は出来なかった」

「それでも仕事上で支えるのも凄いことだと思いますが」

「cuteはまだ進化していかなきゃダメなの、私みたいにアレルギーのある人でも気軽に化粧をしてもらいたいのが今の私の願いなのね」

「それは私も肌荒れがすぐ出ますからわかります」

「恋愛は上手くいかなかったけど後悔はしてないわ、どんどん新作作っていくから(笑)開発で頑張る」

「はい、頑張ってください!」

「しばらくは2人体制で行くみたいよ、まぁ社長は自分で動く人だから仕事的には大丈夫だと思う、副社長の引き継ぎだけ1週間ほどしたら開発に行くわ」

「はい、わかりました」

戻りましょと2人は席に戻った。

慧くんは安達さんに万珠の事を話したのかなぁ…急すぎるし

安達さんの話に納得はしたものの万珠はなんとなく胸がモヤモヤした。

安達さんと慧くんが話す時っていつあるのっていつも思っちゃう…

仕事が終わり、万珠は夕食を作っていた


夜9時過ぎに慧介が帰ってきてシャワーを浴びに行った。

「ちゅっ」とキスはしてくれる。

ご飯を食べてる時に万珠は話しかけた。

「最近、帰るの遅くなったね、また何か商談中?」

「商談ではないが、新商品に試行錯誤してる」

「新商品?」

「あぁ、例のアイシャドウの組み合わせ」

「怜央さんにもらった?」

「そうだ、来年のハロウィン前に発売予定を目指している」

「小悪魔だから?(笑)」

「そうだ、業務提携で忙しかったし、兵庫店舗の件もバタバタだったからまだ手付かずだったからな」

ちなみにシルバーウィークには両家に結婚を前提に付き合ってますと挨拶はすませていた。
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