履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
ん?佐川さんが言うように社長と安達さんが付き合っているなら連れていきそうだけど…
万珠は安達さんを見ると少し不機嫌そうにパソコンに向かっていた。
仕事と私生活は別という主義かな、社長は…
万珠はとりあえず週末に帰省か〜
昼休みに実家にLINEをして土曜日に帰る事を連絡した。
たまたまモデルの仕事も入ってなくちょうど良かったのだ。
そうだマネージャーにも6月に仕事を入れないように連絡しておかなきゃ
昼休みに朝のコンビニで買ったサンドイッチをフリースペースで食べながら昼休みを費やした。
午後からはひたすらタブレットでビジネス英語の勉強をし、定時で帰った万珠は帰りに買い物をして、自宅で簡単に自炊
お風呂にもゆっくり入り、肌のスキンケアにたっぷりと時間をかけることができたのだ。
夜、電話が鳴り画面を見ると貴明(たかあき)と名前が表示された。
はぁとため息をつき電話に出る。
「もしもし、万珠?今から会える?」
「もう無理だよ、遅すぎる」
「残念、週末は?」
「今週は実家に帰るから無理、しばらく忙しいの」
「わかった、じゃあまたメシ行こうぜ」
「はーい、バイバイ」
去年一緒に広告モデルをしてから何回か食事にだけ行くメシ友達の貴明からだった。
タイミングがいつも悪いんだよな〜
別に付き合ってとも言われないし、たくさんの女の子の友達がいるみたいだから適当に遊んでるのはわかってる。
お互い時間が合えば食事に行く友達だ。
今日は早く寝てお肌の調子を整えたくて、万珠は22時には眠りについた。