履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「万珠、ソファに頭をつけて」
ソファからおりて床に座り頭をソファにもたれかける。
少しテーブルをソファから離して、慧介は万珠の前に覆いかぶさった。
万珠の顎を持ち口を軽く開けさせると慧介は口唇を合わせ、舌を入れた。
左手で万珠の頭を支えると深く口内に舌を這わせる。
「ん……」
しばらくすると万珠の身体がビクビクと小刻みに揺れた。
慧介はゆっくりと万珠から離れた。
はぁはぁと荒い息をして、万珠はぐったりとして動かなくなった。
慧介は万珠の隣に座りソファから頭を起こし自分の肩に乗せ、背中をゆっくりさする。
「…イケたか?」
軽く万珠は頷いた。
慧介は万珠を抱きあげ、寝室のベッドに運んだ。
万珠は軽く寝息を立て、眠ってしまった。
朝、ゴソゴソと慧介の身体にひっついてきた万珠がいて、慧介も目が覚めた。
「起きたか?」
「うん」
万珠は布団の中で返事をした。
布団をめくって万珠の顔を見ようとしたが布団がめくれない。
「ん?どうした?」
「待って…昨日の…恥ずかしい…」
「可愛いなぁ(笑)」
抱きついてきていた万珠を慧介は布団の上からギュッと抱きしめ、ポンポンと背中を軽く叩き落ち着かせてくれた。
「さて、準備するか」
「はい」
支度を済ませ、タクシーで駅に向かい、新幹線に乗り込んだ。
万珠は初めてのことばかりで社長の話をメモを取っていき、あっという間に新大阪の駅に到着。
慧介は出張を決めた時、万珠の実家からは新大阪駅が近いと聞き、チケットを取ってくれた。
万珠の事も考えてくれた事が凄く嬉しかった。