履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
慧介が目覚めると自分の腕の中に万珠がいるのを確認できた。
髪の毛を優しくなで、小さく縮こまっている万珠を愛しいと思う。
ぐぅーっと万珠のお腹が鳴っているのを聞いて慧介は体を起こした。
「うーん…慧くん…行かないで…」
「朝食の支度をするよ、万珠のお腹が食べたいって鳴ってる(笑)」
「…恥ずかしい、でも慧くんのお腹もキュルルルっていってる」
万珠は慧介のお腹を触った。
「こそばいな(笑)」
「筋肉凄い、昨日ジム行ったって言ってたね、鍛えてるんだ」
「一応な、恥ずかしくない程度に、下着モデルとかたまにあるからな」
「万珠もある」
「見たいような、見たくないような」
「見ないで(笑)いつでも見れるでしょ、もう見てるし」
「まあな」
「そうだ万珠、出来たてのパンを買いに行くか?」
「うん!」
2人はマンションを出て近くのパン屋さんに出かけた。
慧くんの大好きなパンを教えてもらい、万珠も同じの〜と買ってもらった。
「休みの日はパン屋に買いに行くことが多いんだ、仕事の日はがっつり米が食いたくなる」
「同じ、ふふっ、でも万珠はスーパーの菓子パンになっちゃう、近くにパン屋がないの」
少しずつお互いの事を話していく2人
土曜日の夕方は慧介は友達と会う約束があるという事で、遅めのランチに行き、慧介とはわかれて万珠は自分の家に戻った。