履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「先日よりはお肌の調子は良いですね」
褒められて万珠はニコッと笑った。
cuteのサンプルを見た怜央は化粧水と乳液をたっぷりと使っていく。
「下地は、サンプルよりトーンアップの…ピンクがいいのでこちらを使います」
「ピンクか…」
慧介はメモをした。
「ファンデーションは少しみずみずしい感じのタイプでパウダーでしっかり入れます」
パタパタとパウダーで叩いて塗っていく。
「気になる所がある方はコンシーラーをここでしっかり…おしろいはcuteさんのを使いますね」
顔のベースが出来ると眉をペンシルで書いていく。
「アイシャドウを最初は黄色がかかったブラウンで…次にブラウンレッド系」
ハケでしっかりアイシャドウを塗っていく。
「この前は撮影だったので濃いめに塗りましたがもう少し薄いブラウン系でも大丈夫です、次にゴールド系のラメを…失礼します」
怜央さんが近くに寄ってきて指でラメ入りのアイシャドウを塗ってくれる。
真ん中にグレーのパープルのラメ入りアイシャドウを瞼の真ん中に塗り、左右に伸ばしていく。
「おぉ、目が変わった」
慧介はびっくりしていた。
「普段から万珠の目は見てるでしょ(笑)驚きすぎじゃない?」
明るい色のペンシルで目の下を書いていく。
「下を明るくか…」
「そうですね、上が少し暗めなので、あと二重ライナーを塗ります、そして少しシャドウをのせますね」
「アイライナーは少し上げ気味にしっかりと…」
あとはまつ毛をしっかり上げてマスカラを塗っていく。
最後にアイライナーをまた目尻に流して書いていき、普段とは少し違う万珠の目になった。
「白鳥さんはまつ毛は長いのでこのままでいいですが、つけまつ毛をすると目がしっかりと大きく見せることが出来ます」
軽くチークを頬に塗り、ハイライトも入れていく。
「リップを塗って完成です」
周りから拍手がおこった。