履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
ポツンと慧介の部屋に1人残された万珠はテレビをつけて見ていたが落ち着かない。
テレビを消して寝室に行きスマホで動画を見ていると寝落ちをしていた。
モゾモゾと万珠の体に触れる感触で万珠は目を細めて見ると慧くんが帰ってきたようでベッドに上がっている。
「慧くん…おかえり」
「ごめん、万珠、起こしちまったか?」
「大丈夫よ、今何時?」
「2時前だ」
「お疲れ様、抱っこしてあげる」
万珠は目はほとんど開いてないが腕が伸びてきた。
慧くんの頭が万珠の胸に入るとぎゅっと抱きしめて
「慧くん、寝て〜」
「おやすみ」
万珠のスマホの目覚ましが鳴り、目を擦りながら万珠は慧介の頭を撫でた。
「万珠が朝ごはん作るから慧くんはもう少し寝てて」
「うーん、悪い、助かる…」
慧介のほっぺにちゅっと軽いキスをして万珠はダイニングで朝食を作る。
その頃ベッドに座っていた慧介は
「はあ…一緒に住みたい」と髪の毛をかきあげていた。
慧介は支度をしてダイニングチェアに座る。
「おはよ、慧くん」
「おはよう、ありがとな、万珠」
「うん、全然…食べよ、ごめんね勝手にキッチンとか食材使って」
「ううん、俺の考えてたメニューだから嬉しい」
「良かった、短時間だったけど寝れた?」
「うん、万珠と寝ると熟睡してる(笑)」
「本当に?」
「あぁ」
「嬉しい(笑)」
朝食を食べ終わり万珠は支度を始める。
「ねぇ、昨日の貰ったパレット貸して〜」
「小悪魔メイクをするのか?」
「薄めに塗ってみる」
慧介からアイシャドウのパレットを貰い万珠はメイクをしてみた。
「どう?」
「あー、いいんじゃないか?」
「軽くならブラウンはありだよね、万珠はブラウンて暗く見えるかなって思ってたんだけど、涙袋を明るくすればいけることない?」
「可愛い」