履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
隣から慧くんの手が伸びてきて頭を撫でてくれた。
「ちょ、子供扱いしないで、恥ずかしいから」
万珠は照れて窓の外を見た。
緑川家の行きつけの店に行き、美味しい中華をたくさん食べた。
万珠もフカヒレを久しぶりに食べて「美味しい〜」と3人で笑いながら食べた。
お腹いっぱいになり、お母様がお金を出してくれて万珠は恐縮しっぱなしで…
そんなつもりで万珠は誘った訳じゃないのに、楽しかったからよ、ありがとうとお礼を言ってくれた。
お母様を送って慧くんの家に帰ってくると
「万珠…」
玄関を入ると突然呼ばれキスをされた。
「んっ…」
万珠も慧介の首に手を回す。
「万珠、しんどい1日だったな、よく頑張った」
「慧くん…」
万珠は涙を止めようとくしゃくしゃの顔になり、涙が自然に流れる。
「うっ…」
慧介は思い切り万珠を抱きしめる。
「万珠…今日疲れた」
「うん、明日、友達とリフレッシュしておいで、最寄り駅まで送るよ」
「…ありがとう」
お風呂を済ませベッドに横になる。
万珠の頭を撫でながら慧介は言った。
「万珠は頑張り屋さんだな、悔しい気持ちもグッとこらえてさ、俺に話してくれる時は表情豊かでさ、知識も豊富で頼もしいよ」
「…たまたまだよ、慧くんといたら素が出せる」
しばらく抹茶の良さを万珠は語り慧介はニコニコ聞いていた。
「また、万珠に抱かれて寝たい」
「いいよ〜」
万珠は両手を慧介に回して2人は眠りについた。