履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
ホワイトソース系のピザがお互い好きならグラタンもきっと好きなはず、1人じゃなかなか作らなくて、冷凍で済ませちゃう万珠。
慧くんのマンションの近くはお店が色々あって生活に凄く便利だなぁ…
マンションにつくとお帰りと言ってくれたのが凄く嬉しかった。
いらっしゃいじゃなくて、お帰り…
何だか一緒に住んでいるような幸福感。
キッチンで買ったものを並べて冷蔵庫に入れる。
「ねぇ、チビの様子はどう?」
「一応退院したよ」
「よかったねぇ」
万珠は慧介の座っている隣に座った。
「お昼は食べた?」
「うん、実家で食べたよ」
「見て〜」
万珠は昼に食べたランチの写真を慧介に見せる。
「ガッツリ食ってる(笑)友達はパスタかな?」
「うん、小夜って言うんだけど、小夜は少食(笑)それでね、京都のお土産でお守りもらったのよ」
慧介に見せた。
「縁結びか」
「うん、ゴールデンウィークに行ったからご利益があったのかなぁって…へへっ」
「大事にしような、お守りもこの縁も」
「うん!」
万珠は慧介にもたれかかると万珠のスマホが鳴った。
「マネージャーさんだ」
「出ていいよ」
「もしもし?えっ、急病?明日…何時?うん、うん、わかりました、はい」
「撮影か?」
「うん、でも…水着の撮影で、メンバーに貴明がいるって」
「万珠にキスしたヤツか」
「2人じゃないから引き受けてくれないかって、撮影でもエキストラみたい」
「まあ、あるよな」
「予定だった子が虫垂炎らしくて…」
「その貴明の事務所ってどこ?」
「わかんない、検索したら出てくるかな」
慧介は検索をしてSNSを見つけた。
「は?俺と一緒の事務所じゃん」
「嘘!」
慧介はスマホを見せた。
「万珠、この事務所の人とよく仕事するよ」