履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「何でその貴明だけ仲良いんだ?」
「仲良いというか性格がフレンドリーなのよ、年齢も近くてご飯に誘われてたの、別に万珠の事を好きとかは言われたことなくて、ご飯を断っても怒らないし、そういう友達が多分多いんだと思うんだ」
「それで女性モデルに手出してちゃクズだな」
「彼女がいた時もあったみたいだし万珠は普通にご飯友達と思っていたから」
「明日は俺も行く!」
「ありがとう、終わったら買い物行こうね、物件は出張が終わってからにしよ」
慧くんの事務所は学生モデルはホームページが別らしく、名前も違うらしい。
「慧くんの事務所って意外と大手だね」
「まあな、今は仕事が忙しいからセーブさせてもらってるけど意外と俺モデルやってるぜ」
「素敵です(笑)」
「ふぁぁ…夜さ仕事するから昼寝してもいい?」
「いいよー、どうぞ」
万珠の膝枕で慧介は少し仮眠を取った。
「慧くん、ご飯食べる?」
万珠の声で目が覚めた慧介はゆっくり体を起こした。
「万珠、いつの間に?」
「普通に頭を持って立ったけどぐっすり寝てたよ」
「あー、やっぱり万珠がいると寝れる、布団もかけてくれたんだ、ありがとう」
「万珠がいなかったら仕事しちゃうんでしょ」
「うん」
「食べよ(笑)」
万珠は慧介の両手を引っ張り立たせると
「だる〜」と万珠に抱きついた。
「もう〜(笑)」
万珠の料理を見た慧介は
「えっ、マジで好物なんだけどー」
「ふふっ、だと思った〜」
『いただきます』
「万珠、美味い」
「良かった〜、久しぶりに作ったから」
「マジで万珠とは食の好みが合うな」
「万珠もそう思います、うふふ」
お風呂も後片付けも終わり、万珠は一人で寝室に行った。