履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
予定変更
寝室でゴロゴロしていた万珠はいつの間にか眠気がやってきて、慧介が部屋に来ても気づかず朝までぐっすりと寝た。
朝になりいつものように万珠は慧介の体に抱きついていく。
「慧くーん」
「おはよう、万珠、ちゅっ」
慧くんは万珠の頭にキスをくれた。
「慧くん、好きぃ」
「ん、俺も」
「ダメだよ、最後まで言って?」
「ん?どういう事?」
「好きって言うの」
慧介は体を万珠の上に被せ軽くキスをした。
「万珠、好き」
「えへへ、おねだりしちゃった」
「可愛いなぁ、マジで、万珠は素直に言ってくれるからな」
2人でひっつきながら出かける支度をしていく。
歯磨きを一緒にし、順番に髪のセットもする。
万珠はポニーテールにして前髪を入念にアイロンをかける。
「よし、行くか」
「はーい」
「おはようございます!」
マネージャーさんがスタジオに顔を出していた。
「あ、万珠」
後ろから慧介も挨拶をしている。
「用があったのにごめんなさいね」
「大丈夫ですよ」
「万珠、俺も向こうのマネージャーに挨拶してくる」
「はーい」
「彼もモデル?」
「はい、前に美容院の撮影があった時に一緒に撮影したんです、実は会社の上司でお互いびっくりしちゃいました(笑)」
「あれも代役だったわね」
万珠は頷いた。
「あれから貴明くんとの撮影の時は誰の時でも顔を出すようにはしてるの」
「すみません、彼めっちゃ怒ってて、一緒に行くって言うから…同じ事務所らしいです、昨日知ったんですけど」
「ああ、あそこは年齢でわかれているのよね」
「そうみたいです、貴明が続けるなら来年は同じになるので」
メイク室に万珠は行った。