履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜

椿さんと日本食がおいてあるスーパーにやってきた。

「椿さんのご主人は日本食は好きですか?」

「そうね、好きよ、万珠さんは何が好き?」

「万珠はお肉が大好きです!」

「まだお若いものね、じゃあすき焼きでも作りましょうか」

「やった、手伝います!」

買い物を終えて、椿さんの家に戻ると慧くんとご主人はいなかった。

どこに行ったんだろう…

「ホテルのチェックインに行ったみたいね、主人から連絡が入ってるわ」

「そういえばスーツケースがないや」

すぐに椿さんと夕食の手伝いをした。

「椿さんて、ご主人とどうやって出会ったんですか?」

「私は通訳として仕事をしていたの、その時に私と仕事をしたのがきっかけよ、主人が日本に仕事でやってくる事になって…それから日本に来る度に仕事を一緒にしてって感じかな」

「素敵です!」

「万珠さんは結婚願望はあるの?」

「めちゃくちゃあります(笑)でも仕事も頑張りたいですね、まだ入社したてですけど…仕事と家庭の両立が理想ですかね」

「今の私は日本とフランスの生活が1年で半分くらいかしら…それぞれ良さは違うし今は充実してるわ」

「あの…社長の奥様とはどういう?あっ、すみません、興味本位でした、大丈夫です…」

「ふふっ、別に隠すような事でもないけど、夏津とはママ友だったのよ」

「ママ友?」

「そう、慧介くんの上にお兄ちゃんがいるの、うちの息子と幼稚舎からの同級生でね、その頃からの付き合いよ、この前慧介くんに久しぶりに会って大人になってびっくりしたわ、年もとるはずね(笑)」

「いえ、十分お綺麗です」

「夏津も美人よね〜」

「はい」

椿さんと話しているとあっという間に時間は過ぎていく。
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