極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「「――あ‼」」

 考え込んでいた私たちは同時に顔を上げた。

「あれ! この間の――」「――聖力で芽吹く花の種!」

 思うことは同じだった。私は居ても立ってもいられずに腰を上げ、言い放つ。

「すみません、ちょっと試してみたいことができました。アルベール様、この間いただいた鉢植え、どこで手に入れたのか教えてくれませんか⁉」
「ああ。僕も知り合いの花屋にもらったものだから、よければ案内しよう」
「お願いします――!」
< 141 / 840 >

この作品をシェア

pagetop