極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
筒は従来のものをそのままに、中に水分をたっぷり含ませた土を詰め、あの花の種を植えておく。すると聖力を籠めることで種が目覚め、力の受け皿となってくれる。
当然種の成長にも力は使うが、それは以前垂れ流れされていた量に比べてごくわずか。発芽までかなりかかることも、実際に育てている私が実証済みだし、聖力を宿したまま長期間の保存が可能となる見込みは高い――というわけだ。
これを聞いたペーレ室長は大いに反応を示した。
「――お、お手柄だよシーリ君。こ……このアイデアは、法具界に革命を起こすぞっ!」
そして彼女は、「君主導でこの研究を進めてみないか?」と申し出てくれた。
だが私とてまだ見習い、ずっとこの研究室に入り浸りになるわけにもいかない。後のことはお任せしたいと伝えると、喜色満面で請け負ってくれたんだ。
そうして――あっという間に新聖筒の製造計画は立ち上がり……花の種の温室と、実験用のたくさんの数の聖筒が直ちに配備されたという。
以降なにかと暇を見つけて研究室を訪ね、話を聞いたところ。
新聖筒の製作は順調で、当初想定期間の三倍以上の保存が可能となる見込みなのだとか。
当然種の成長にも力は使うが、それは以前垂れ流れされていた量に比べてごくわずか。発芽までかなりかかることも、実際に育てている私が実証済みだし、聖力を宿したまま長期間の保存が可能となる見込みは高い――というわけだ。
これを聞いたペーレ室長は大いに反応を示した。
「――お、お手柄だよシーリ君。こ……このアイデアは、法具界に革命を起こすぞっ!」
そして彼女は、「君主導でこの研究を進めてみないか?」と申し出てくれた。
だが私とてまだ見習い、ずっとこの研究室に入り浸りになるわけにもいかない。後のことはお任せしたいと伝えると、喜色満面で請け負ってくれたんだ。
そうして――あっという間に新聖筒の製造計画は立ち上がり……花の種の温室と、実験用のたくさんの数の聖筒が直ちに配備されたという。
以降なにかと暇を見つけて研究室を訪ね、話を聞いたところ。
新聖筒の製作は順調で、当初想定期間の三倍以上の保存が可能となる見込みなのだとか。