極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
◇
(ふう……もう少しで完売だ。いい売れ行き)
「シーね~ちゃ~ん!」
ホットワイン待ちの列が途切れ。
ポケットに集めてた銅貨を箱に移そうとした私に横合いから少女が抱きついてきた。ふわふわの金髪に碧眼の、天使みたいに可愛い女の子だ。
「ロロ、おはよう。皆も」
「シーねえおはよ~」
「またこんなことを……ったく、シスターったら何かといえば、姉さんを扱き使いやがって。どーせこの寄付金も、俺たちの蓄えにはならないのに……」
続いて現われたのは、赤毛ショートの少女アミと、気真面目そうな紺色髪の男の子リオン。
笑顔が明るいアミに対して、リオンはひたすら渋い顔。ロロを抱きあやしてやりながら、私はふたりに肩を竦めてみせた。
(ふう……もう少しで完売だ。いい売れ行き)
「シーね~ちゃ~ん!」
ホットワイン待ちの列が途切れ。
ポケットに集めてた銅貨を箱に移そうとした私に横合いから少女が抱きついてきた。ふわふわの金髪に碧眼の、天使みたいに可愛い女の子だ。
「ロロ、おはよう。皆も」
「シーねえおはよ~」
「またこんなことを……ったく、シスターったら何かといえば、姉さんを扱き使いやがって。どーせこの寄付金も、俺たちの蓄えにはならないのに……」
続いて現われたのは、赤毛ショートの少女アミと、気真面目そうな紺色髪の男の子リオン。
笑顔が明るいアミに対して、リオンはひたすら渋い顔。ロロを抱きあやしてやりながら、私はふたりに肩を竦めてみせた。