極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
神妙な顔で適当なことを言うシスターに促され、少女は聖杖の前で一心に祈りを捧げた。だが時は無情に過ぎ……。
「そこまで」
時計を握る私が持ち時間の終了を告げ、少女はがっかりと肩を落とし席に戻る。恨みがましい目で見るのはやめてちょうだいな。私だってこんな役目、好きで引き受けたわけじゃないんだから。
「次の方」
それらを堅い表情で見守るシスターの鼻の穴ったら、密かに膨らんでる。えげつな……この人ったら、純粋無垢な少女の夢が打ち砕かれるのを見て楽しんでるんだ。なんと性格の悪いこと。
(ああ、やだやだ。頭が痛くなってきた)
総勢百人はいる娘たちの選別はそうスムーズには進まない。二時間が過ぎ、いい加減秒針を見つめすぎて目がぐるぐる回って来たところ。ようやくあちこちに突っ立っていたかわいそうな子たちの順番が回ってくる。壁際は寒かっただろうに、唇が真っ青だ。
「そこまで」
時計を握る私が持ち時間の終了を告げ、少女はがっかりと肩を落とし席に戻る。恨みがましい目で見るのはやめてちょうだいな。私だってこんな役目、好きで引き受けたわけじゃないんだから。
「次の方」
それらを堅い表情で見守るシスターの鼻の穴ったら、密かに膨らんでる。えげつな……この人ったら、純粋無垢な少女の夢が打ち砕かれるのを見て楽しんでるんだ。なんと性格の悪いこと。
(ああ、やだやだ。頭が痛くなってきた)
総勢百人はいる娘たちの選別はそうスムーズには進まない。二時間が過ぎ、いい加減秒針を見つめすぎて目がぐるぐる回って来たところ。ようやくあちこちに突っ立っていたかわいそうな子たちの順番が回ってくる。壁際は寒かっただろうに、唇が真っ青だ。