極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
彼の場合、私より身分も能力もある分、それをずっとこじらせてきた。なまじ人当たりがいいだけに周りの期待も責任も、すべて受け入れて。気付かない内に自分を擦り減らし、どこかで静かに消えてしまう、そんなパターン。そして彼が逝った後で誰かが嘆くんだ……こうなる前に、どうして誰も気にかけてやらなかったのかと。
そんなの……許せない。
私は彼に感謝してるから……だからそうなる前に、嫌われたってお灸を据えてあげなきゃ。
遠慮なんてしてやるもんか、精神年齢で言えばこっちの方が上なんだし。
「アルベール様は自惚れ過ぎです! 誰も、自分の人生の責任をあなたに取らせようなんて思ってない。そんなやつがいたら、ただの恥知らずのバカだから、ほっとけばいいんです!」
「……急に手厳しいことを言うね、君は」
彼はムッとした……。感情が動いたのはいい傾向だと、私はさらに言い募る。
そんなの……許せない。
私は彼に感謝してるから……だからそうなる前に、嫌われたってお灸を据えてあげなきゃ。
遠慮なんてしてやるもんか、精神年齢で言えばこっちの方が上なんだし。
「アルベール様は自惚れ過ぎです! 誰も、自分の人生の責任をあなたに取らせようなんて思ってない。そんなやつがいたら、ただの恥知らずのバカだから、ほっとけばいいんです!」
「……急に手厳しいことを言うね、君は」
彼はムッとした……。感情が動いたのはいい傾向だと、私はさらに言い募る。