極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う


 そうして翌朝。

「よく寝たぁ……」

 あの後ポピアの隣で寝袋に潜り込み、ぐっすり朝まで眠り込んだ私が身体を起こしていると。

「おはよーシーリ。顔洗ってきたら? さっぱりして気持ちいいよ」
「うん」

 テントの垂れ幕が上がり、朝日と共にポピアが顔を出す。昨晩早寝だったぶん先にお目覚めだったようだ。

(ふう……気持ちいい朝)

 外に出て清々しい空気に触れ、仮設水飲み場で身支度を済ませていると、隣に誰かが並び声を掛けた。

「やあ、おはよう」
「おはようございま……わぁっ!」
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