極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
(うーん……私のことを認めてくれた、ってこと?)

 それにしてはちょっとばかり情熱的な感じもして……やや首を傾げる。
 でもまあここは異世界、外国みたいなものだし、あれぐらいの反応おかしくないか。

「シーリ~! 早く着替えないと朝ご飯がなくなっちゃう~!」
「うん! すぐ戻る」

 探しに来てくれたポピアの声に反応し、私は大急ぎで寝間着を着替えに戻る。
 今ではすっかりと馴染んだ聖女服に着替えると、否が応でも身は引き締まった。
 大きな任務を控え、もうすぐここは戦場と化すのだ。しっかりしないと。

 それからすぐに野営地は人の気配で満ち……。
 大所帯での朝食が済むと、少しずつ兵士たちが放つ剣呑な気配で張り詰めていった――。
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