極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
4・魔物と奇跡と白い青年
(い、いったいどうなった……?)
視界が色を取り戻すまでに数秒。
確かに、溢れ出した純白の光は魔物を一時退けていたようだった。
私は眩んだ目を盛んに瞬かせ、視力が戻るのを待つ。ただ……。
「……ウ、ゥゥゥゥゥ――!」
「あれでダメなの⁉」
やつは消滅していなかった。身体の半分を崩れさせながらも、緩慢な動作でまだこちらに向かってくる。
「ど、どうしよう」
まさに火事場の馬鹿力、今までの人生で一等ラッキーなことが起きたというのに。迫る窮地からは脱し切れてない。
(もう、逃げるしか!)
視界が色を取り戻すまでに数秒。
確かに、溢れ出した純白の光は魔物を一時退けていたようだった。
私は眩んだ目を盛んに瞬かせ、視力が戻るのを待つ。ただ……。
「……ウ、ゥゥゥゥゥ――!」
「あれでダメなの⁉」
やつは消滅していなかった。身体の半分を崩れさせながらも、緩慢な動作でまだこちらに向かってくる。
「ど、どうしよう」
まさに火事場の馬鹿力、今までの人生で一等ラッキーなことが起きたというのに。迫る窮地からは脱し切れてない。
(もう、逃げるしか!)