極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「ポピア、まだいける?」
「ずっと寝てたみたいだしまだまだ元気だよ! だけど、穴が大きすぎて……これじゃ力が持たないかも」

 ポピアはもともと聖力がそう多いわけでもなく、すぐに疲れを見せ始める。

 だが、ある時彼女は思い付いたようにやり方を変えた。

「ええ~い、なら端と端を結んじゃえ! これでどう⁉」

 なんと、聖力で生み出した巨大な針を亀裂の淵にジグザグに突き刺していくと、光の糸で強引に繋ぎ始めたのだ。

 やるやる……!
 これもイメージのなせる技か。一見滅茶苦茶だけど、目に見えて封鎖のスピードが上がった。空間の膜って、意外と伸縮性があるのかな?

「シーリ、一気に進めちゃおう!」
「うん!」

 とはいえ彼女も真っ赤な顔でギリギリ。
 サポートするマール様も、少しでも引っ張る力の助けになろうと、杖の推進力を上げて頑張っている。
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