極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
(絶対に塞ぎきる!)

 私もすべての聖力を使い切る勢いで、閉じかけた巨大な亀裂に紙吹雪をぶつけていった。不気味な漆黒の筋が途切れ途切れになり、空が段々と明るさを取り戻していく。

 そして――。

「「これで……最後ぉっ!」」

 不思議と息がぴったり合い……私は翼の半分を、ポピアは生み出した針を力に戻して捧げ、最終部分に集中。

 残っていたわずかな裂け目が……閉じる!

「――ゥオオオオォォォーーーン!」

 悲しげな呻き声が地面から立ち昇った。
 半分以下に縮んでいた真下の巨大魔物の身体が大きく揺れ、やがてうっすらと透け始めて……。
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