極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
そうだ……彼は言っていた、自分は物や人を探すのが得意だって。
事実、最初会った時もこないだも私の場所をすぐに探り当てて――!
「殿下……できることがあるかもしれません!」
私は覚悟を固めた。単なる憶測に過ぎないけど、試す価値は絶対ある。
「なんだ、母上を救うためならなんでもする!」
ここにいる人達の思いは皆同じだ。言い切った殿下に頷きかけ、私はその背を押すと、アルベール様と向き合わせた。
「なんでも、とおっしゃいましたね。なら……アルベール様と力を合わせてください!」
「は……⁉」
◇
表面上アルベール様を嫌っている殿下は、その要請に予想通り拒絶を示した。
「何を言う、こやつは母上から力を受け継げなかった只の聖騎士。そんなやつに何かできるはずがあるか!」
事実、最初会った時もこないだも私の場所をすぐに探り当てて――!
「殿下……できることがあるかもしれません!」
私は覚悟を固めた。単なる憶測に過ぎないけど、試す価値は絶対ある。
「なんだ、母上を救うためならなんでもする!」
ここにいる人達の思いは皆同じだ。言い切った殿下に頷きかけ、私はその背を押すと、アルベール様と向き合わせた。
「なんでも、とおっしゃいましたね。なら……アルベール様と力を合わせてください!」
「は……⁉」
◇
表面上アルベール様を嫌っている殿下は、その要請に予想通り拒絶を示した。
「何を言う、こやつは母上から力を受け継げなかった只の聖騎士。そんなやつに何かできるはずがあるか!」