極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
王妃様の治療のために部屋に残っていた聖女たちも、自らの意志で各地に散らばる聖女達を連れ戻そうと、外に消えていく。
さあ、私たちの仕事はここからだ。
「どうすればいいかしら? シーリ」
ルイーゼ様の信頼の籠った目に応えようと、私は自信を持って自分の考えを伝えた。
「この世界のことを想像して、心の限り祈ればいいんだと思います。自らに眠る奇跡を呼び起こした、あの時のように」
私たちが持つ、不思議な力――奇跡。その力も、そしてこの本による世界も……強いイメージによって形作られたもの。ならば、きっと治せる。
「わかったわ。やってみましょう。私たちの……いえ、この世界を今まで繋げてくれたひとたちと、この先を生きる皆のために」
「ええ――!」
さあ、私たちの仕事はここからだ。
「どうすればいいかしら? シーリ」
ルイーゼ様の信頼の籠った目に応えようと、私は自信を持って自分の考えを伝えた。
「この世界のことを想像して、心の限り祈ればいいんだと思います。自らに眠る奇跡を呼び起こした、あの時のように」
私たちが持つ、不思議な力――奇跡。その力も、そしてこの本による世界も……強いイメージによって形作られたもの。ならば、きっと治せる。
「わかったわ。やってみましょう。私たちの……いえ、この世界を今まで繋げてくれたひとたちと、この先を生きる皆のために」
「ええ――!」