極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 そんな姿と、皆の笑顔を前に……やっと勝利の実感が湧き上がった私は、両手を突き上げてカラカラの声で叫んだ。

「い――やったぁぁぁぁああ!」

 ――わっ、と皆もそれに合わせ、喜びの歓声を上げてくれる。

(ルシエさん……あなたの世界の続き、皆と一緒に作っていきます)

 窓から見える空は、いつも通り青く澄み、のんびりと白い雲が流れている。

 どうやら、この世界はもう少しだけ、私たちを見守ってくれるみたいだ――。
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