極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
じゃあそれで、と私は頷き……他にもシンプルなダイヤのネックレスと、指輪を身に付けた。王室のものだし、うっかり持ち帰ったり紛失しないよう注意しないと。
短い時間で手際よく仕立ててくれた侍女の皆さんにお礼をいうと、私たちは祝賀会の会場となるホールへ急ぐ。
(おおぅ、これは紛うことなき異世界……)
そこには、すでに百人は越えようかという雅な方々がお集まりになっていた。
扉から一歩入った私たちは、その煌びやかさに目が眩む。
聖女様方が住む大聖殿も大概だけど……あそことはまた違った格式の高さ。誰もが一部の隙もない身なりで、息が詰まっちゃう。
「うわぁ、場違いだね。あたしたち」
「うん……」
「――お。来たね本日の主賓たち」
「――待ちかねたぞ、シーリ!」
短い時間で手際よく仕立ててくれた侍女の皆さんにお礼をいうと、私たちは祝賀会の会場となるホールへ急ぐ。
(おおぅ、これは紛うことなき異世界……)
そこには、すでに百人は越えようかという雅な方々がお集まりになっていた。
扉から一歩入った私たちは、その煌びやかさに目が眩む。
聖女様方が住む大聖殿も大概だけど……あそことはまた違った格式の高さ。誰もが一部の隙もない身なりで、息が詰まっちゃう。
「うわぁ、場違いだね。あたしたち」
「うん……」
「――お。来たね本日の主賓たち」
「――待ちかねたぞ、シーリ!」