極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
(う~ん、やっぱり……ラエルさんを懐かしく感じたのは、私の一方的な勘違いだったのかな? そりゃ、格好いい人ではあったけどさ)
どうして私は……彼のことがあんなにも気になったのだろう。
ごろんと寝返りを打つと、黒衣の軍団長のことを思い返す。
アルベール様とは違う、服の上からも分かるがっしりとした身体つきに、笑顔が想像できないような鋭い眼差し。彼のいで立ちは、人の形に研ぎあげたような重たい金属を感じさせた。まさに戦士って感じ。
でも私は、別段そういう男らしい人が好みっていうわけでもない。
なのに、それこそこの子たちに持つような愛情を……離れていてもどこかで繋がりあっているような、心の連帯感みたいなものを彼からは感じ取れた気がしたのだ。
(もう一度……話せないかな)
さすがにふたりが傍にいる状態ではろくに寝返りも打てず、足の上下運動でままならない気持ちを発散させる。
他国の使者でガードも堅そうな彼と、今後個人的に会う機会は中々ありそうにない。いわば、あの場が唯一のチャンスだったのかも。
どうして私は……彼のことがあんなにも気になったのだろう。
ごろんと寝返りを打つと、黒衣の軍団長のことを思い返す。
アルベール様とは違う、服の上からも分かるがっしりとした身体つきに、笑顔が想像できないような鋭い眼差し。彼のいで立ちは、人の形に研ぎあげたような重たい金属を感じさせた。まさに戦士って感じ。
でも私は、別段そういう男らしい人が好みっていうわけでもない。
なのに、それこそこの子たちに持つような愛情を……離れていてもどこかで繋がりあっているような、心の連帯感みたいなものを彼からは感じ取れた気がしたのだ。
(もう一度……話せないかな)
さすがにふたりが傍にいる状態ではろくに寝返りも打てず、足の上下運動でままならない気持ちを発散させる。
他国の使者でガードも堅そうな彼と、今後個人的に会う機会は中々ありそうにない。いわば、あの場が唯一のチャンスだったのかも。