極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 刃から遠ざけられて(・・・・・・)いた。
 私は倒れ込みながら、目の前の光景に釘付けになる。

『『どう……して』』

 その言葉は、メナと私の口から同時に放たれていた。

 誰よりも……私たちの争いを見せたくなかった人が、そこにいたから。

『――仕方ない、妹だなぁ……』
『あ……ぁ』

 背中から、血が溢れ出している。ロバートの。
 地下牢が倒壊して……私たちの声を聞いて来てしまった……?

 剣はその身体の中心を完全に貫いていた。しかし彼は……指先までも硬直している妹を、優しく抱きしめる。

 そして振り向かずに言った。
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