極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
姉さんがいなくなってから、少しばかりアミから子供っぽさが抜けたように思う。今まで当たり前にあった大きなものが失われると、心がそれを埋めようとして、否応なしに人は変わっちまうのかも。大人になるって、そういうことでもあるのかもな……そんな実感を得ながら、俺は侘しさを噛み締める。
「リオにーにも、どこかにいっちゃうの?」
「もっと先の話さ。だから今は心配すんな、アミもいる」
今は俺が一番ここの年長だ。こいつらを心配させちゃいけないと、ロロのふわふわの金髪を撫でてやった。泣き虫のこいつだけど、姉さんに成長を見せようと最近は頑張ってる。でもひとりで過ごしたり、新しい兄弟の面倒を見られるようになるには、もう少しかかりそうだ。
他愛ない話をしながら院の食堂に戻ると、シスター・ラミニがギロリと睨んできた。
「遅いんだよ。ったく、気が短い年寄りをまたすもんじゃない」
「はいはい、申し訳ございませんね」
(先に食べてりゃいいのに。あたしたちに嫌味言うために待ってたわけ?)
シスターは、むっとした俺たちにケッと毒づき、とっとと食事に手を付け始める。
「リオにーにも、どこかにいっちゃうの?」
「もっと先の話さ。だから今は心配すんな、アミもいる」
今は俺が一番ここの年長だ。こいつらを心配させちゃいけないと、ロロのふわふわの金髪を撫でてやった。泣き虫のこいつだけど、姉さんに成長を見せようと最近は頑張ってる。でもひとりで過ごしたり、新しい兄弟の面倒を見られるようになるには、もう少しかかりそうだ。
他愛ない話をしながら院の食堂に戻ると、シスター・ラミニがギロリと睨んできた。
「遅いんだよ。ったく、気が短い年寄りをまたすもんじゃない」
「はいはい、申し訳ございませんね」
(先に食べてりゃいいのに。あたしたちに嫌味言うために待ってたわけ?)
シスターは、むっとした俺たちにケッと毒づき、とっとと食事に手を付け始める。